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自家発電機の負荷試験は、1年に1度の実施が義務付けられています。
病院とかの場合、保安協会さんの電気の年次点検と合わせての一斉停電での実負荷試験実施を行ったりしています。
その場合、約60分の停電を行い、その中で負荷試験は30分間行います。
もちろん、施設の停電が出来ない場合には、疑似負荷試験も行います。
実際に負荷をかけて発電機を回すことで、無負荷試験ではわからなかった不備箇所等が発見できます。
もちろん故障しない事が望ましいのですが、万が一、震災等が発生して、停電になり非常用発電機に切り替わった時に、正常に稼働してもらわなければ困るのですが、実際に東日本大震災の時に、一部の非常用発電機は正常に稼働しませんでした。
正常に稼働しなかった発電機の約40%は、整備不良によるものでした。
災害時の電気はもちろん、火災が発生した際の消火活動を行うスプリンクラーや消火栓ポンプなどは、この非常用発電機が稼働しなければ、使えません。
私たちの大切な生命、財産を守るため、定期的なメンテナンスは必ず行いましょう。